相手の気持ちや状況を知る・・・

相手の気持ちや状況を知る・・・

本日ご紹介するプログラムは「相手の気持ちを察し、必要な行動を取る」です。
よく「場の空気を読む」といいますが、いったいどういうことなのでしょうか。
大辞林によると、「その場の雰囲気から状況を推察する。特に、その場で何をすべきか、すべきでないかや、相手のして欲しいこと、して欲しくないことを憶測して判断する」とあります。
私たち放課後デイサービスを運営する立場からして、上記やコミュニケーション能力、社会性といった「生きていく力」lというのは最大のテーマであると感じます。すぐにできるようなるものではありません。日々繰り返しながら少しずつ身を以て、学習と実践を繰り返し学んでいくしかありません。しかし、そのプロセスが重要であると感じています。

私(管理者)は以前、障碍者多数雇用事業所で勤務していました。役30名の知的発達障害をもった方達を正社員として雇用し、共に仕事をしていました。年齢層はバラバラで10~50代の方がいました。そこで実感したことは「経験不足」ということです。経験不足というのは決して「仕事」ではありません。作業ができるかや掃除ができるかなど、その仕事に特化した事前学習のスキルではありません。仕事は会社が教えるものです。それより上記で挙げたような「生きていく力」です。あいさつ、約束や時間を守る、仲直り方法、身だしなみ、金銭のやりとり、困ったときの対処など・・・こういったスキルこそ将来役に立つと考えます。
ゆめみたすでは「生きていく力」を身につけるために、楽しみながら日々学習に取り組んでいます。